無知なので、ヒュンダイのことを結構長いことバンダイの亜種(怖いことが起きたのでちんちんがヒュンとしてしまった)のことだと思っていた。今も気を抜くとそう思ってしまう。車というものにピンとこない28年間を送ってきているので許してください(?)。
私の頭の中では今も、架空のインターネットイキりオタクたち(ニチアサとバイクが好き)が、コンスタントに売れはするが冒険心のない仮面ライダーグッズとかを出したときに「おいおいヒュンダイやってんな!!!」と騒いでいる。
オタク!! 黙れ!! 不況だぞ!! 消しゴム売ることの何が悪いんだ!!(本当にいわれのないオタクへの風評被害)
ヒュンダイは去年「あたしたちのことは今後ヒョンデと呼んでくださいね」ということになったらしい。ヒュンダイのハングル表記は「현대」で、確かにヒョンデだ。そう考えるとむしろヒュンダイっていうのはどこから出てきたの。「現代」に引っ張られたの?
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今週は月曜日からずっと荻原規子の『西の善き魔女』シリーズを読んでいる。さっき6巻を読み終わってしまった。5巻の衝撃はとんでもないな。進撃の巨人みたいだね(大いなるネタバレ)。荻原さんの本をこれまで全然読んだことがなかったのを後悔。これからどんどん萩原さんの本を読んでいくぞ・・・。とりあえず勾玉三部作から・・・。でも来週は北斎の娘についての本をいっぱい読もうとしていたのに・・・焦る・・・こうやって読めない本を抱えて死んでくの・・・?
子供向けのコンテンツということでいうと、最近、息子と一緒に『トロピカルージュプリキュア』とか『魔法つかいプリキュア』をみている。可愛いしおもしろい。敵がやってくるところだけ、息子が怖がるので早送り。
(仮面ライダーもトライしてみたけど、人間が演じているのでダメだった。息子が観ることのできるドラマは、今のところ、韓国のドタバタはちゃめちゃ系恋愛ドラマのみ。アイカツプラネットは駄目だった)
子供がいなかったときもプリキュアは観ていたけれども、こうやって息子と一緒に観ていると、「ああ私は今、子供向けのコンテンツを、子供と一緒に楽しんでいるなあ」と思う。
プリキュアって、ピクシブで二次創作を消費する系のコンテンツじゃなかったんだよな。『いないいないばあ』とか『みいつけた!』とかを観ているときと同じようにプリキュアを観ている感じが新鮮。
でも本来プリキュアは、子供のために作られている番組なので、こういう鑑賞態度が正しいんだよな。「大人が見ても面白い」みたいな言葉はやっぱりダメだ。招かれざる客は作品をジャッジしてはいけない。
この間、シニア女性向けのエッチな小説読んで、こんなんダメだろ、とか思ったけど、それを反省してしまった。シニア女性があの内容で萌えるなら、それはそれでやっぱりいいんだよね。
でも・・・それはそうとして、私はおばあちゃんが恋愛している小説を読みたいんだよな。
漫画とかアニメの主人公って、いつでも自分よりちょっと年上だったじゃん。14歳のときはもうセーラームーンなんて面白くないよと思ってた、みたいな感じで。70歳の女の人が恋愛してる小説をいっぱい読みたいよ。それとも女はみんな歳をとると中上健次の作品に出てくるオバたちみたいになっちゃうの?(あれはあれで可愛いけど)
須藤佑実の『夢の端々』は近い感じだったけど、おばあちゃんパートすぐ終わっちゃって、しかも恋愛どころじゃないって感じだった。もっと人間っぽい恋愛が見たい・・・。
70歳の自分が恋愛したいと思うかどうかって、70歳になってみないと分かんないかな。ちゃんと毎日頑張って、いい70歳になって、早くおばあちゃんの恋愛を書きたい。
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ところで全然関係ないんだけど、『十二国記』も読みたいな・・・と思っているのだけれども、電子書籍化されない。他の作品も入ってないから、作者が紙じゃないと嫌派なのかな。
「紙の本が読めるような"普通の"人間じゃないと、私の読者とは認めません」みたいな態度は素朴にムカつく。世の中には体とか脳とか住んでる場所とかの都合で、電子書籍じゃないと本が読めない人だっているのにね。
小野不由美も、もっと老人になったら、電子書籍のありがたみが分かるわよ。
なにしろ、文字の大きさが変えられて、さらにあらゆる書籍を読み上げてくれるから、目が疲れないのよっ。何冊持ち歩いても肩がこらないのよっ。世界のどこにいても読めるのよっ。お風呂でも水没を気にせず読めるのよっ。
もちろん、紙で読むよりも、画面で読むと理解度は落ちてしまうわっ。これは研究でも明らかになっているし仕方のないことで、だから電子書籍化を嫌がる人がいるというのも理解できる。
でも、私個人についていえば、私は集中力が恐ろしく低い人間で、紙の本を読むのが本当に苦痛なんだけど、電子書籍なら何冊でも読めるのよっ。目で追うのに飽きたり眠くなったりしたら読み上げてもらって耳で聞くので、時間がある限りいつまでも読めるのっ。仕事中でも単純作業してるときは耳で本が読めるのよっ、最高でしょうが?!
紙の本で0冊読めるのと、電子書籍で理解度は6割ぐらいだけど100冊読めるのなら、最終的な理解度は、誰がどう考えても電子書籍の圧勝よっ。
・・・ということをいつでも考えている。小説家で、「マイノリティでも自由に生きていい」みたいなことを書いている人が、電子書籍には反対だったりすると、なるほどね〜(太字)みたいな気分になるのは私だけ? そこまでして守りたい「紙の本」の矜持って何? デザイナーがカバーとスピンの色の調和にめっちゃこだわったとかそういうこと?
・・・というようなことを夫に話していたら、「私はAmazonのビジネスモデルが嫌いなので、Amazonに金が落ちないことをしている人は評価してしまう。小野不由美もアンチアマゾナーなのでは?」と言われた。という追記(2021/3/29)。
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昨日は近所の公民館みたいなところに行ってきた。公民館ではパソコン教室が開催されており、小さな教室に20人ぐらいのおじいちゃんおばあちゃんがパソコンの知識を学びにきていた。
人のたくさんいる場所が大好きな息子(コロナ時代を生きるのに不向き)が「絶対にパソコン教室で授業を受けたい」と主張するのでちょっと困った。だって・・・今・・・お母さん・・・パソコンとか持ってないし・・・。
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夕食はトマトのパスタと、白菜のスープと、キャベツと海苔のなんか和えたサラダみたいなやつ。30分ぐらいで、冷蔵庫と冷凍庫見る→献立考える→バーッと作る が出来たので満足。でもパスタは茹ですぎた(パスタの適量、一生分かる気しない)。
歴代の元カレたちから、「あと1時間ぐらいで帰るよ♪ 一汁三菜よろしく♪ 女の子なんだからそれぐらいできないと恥ずかしいよ(笑)」みたいな無茶振りをされ、食費負担で頑張って毎日彼らのご飯を作っていた経験が、こういうところで活かされる・・・。
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そんな感じ。