月曜日。
息子は朝、幼稚園バスがきたのを見た瞬間にテンションをあげていた。良かったねえ。
昼ご飯はピラフ。私は茹で野菜を食べた。
体重を減らしたいので、朝ご飯以降はずっと茹で野菜でもいいか、と思っていたのだが、茹で野菜だけだとお腹が減ってフラフラになるという滅茶苦茶あたりまえの事実に気づく。
木曜日から息子のお弁当ライフが始まるので、100円ショップに行ってお弁当グッズを買った。なんかあの〜なんかアルミカップとかよ。爪楊枝の可愛いやつとか。
お弁当へのプレッシャーは断然カナダのほうが低いなあ。作る労力的には同じぐらいなんだけど(園児だからそんなにおかずもいらないし)、「見栄え良く詰める」みたいな作業がな・・・。
ご飯って謎だよね。10分で食べ終わるもののために、どうして私たちはこんなに愛とこだわりを込めたくなってしまうんだろう。
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ず〜っと積読になっていたハインラインの『夏への扉』を読む。面白かった。『夏への扉』が面白いかと言われるとまあ、うーん、まあ、ラノベ的な意味で面白くはあった。
団塊の世代とか好きそう。「若い人たちはスマホだなんだとか言ってるけどねえ」みたいなそういう感じで。っていうかそういう感じでウケてるんだよね?
昔のSFだから仕方ないんだけど、悪役に女を据えるのはどうかと思う。
女、そうはゆうてもわりと簡単に倒せるので、なんていうのか、悪役として設定するにはなんかちょっと物足りない感じがする。本当にマジでヤバい「悪」に立ち向かうことを回避しているように見える。
それともこれはなんかプリキュアの悪の幹部みたいな感じなのだろうか。悪を倒すこと自体はそこまで重要視されていないのだろうか。考えてみるとそうだな。夏への扉って別に成長物語ではないような気がする。
『夏への扉』の面白さはモンテ・クリスト伯っぽいな。最初から最強で、武器(金とか知恵とか名声)を手に入れて俺TUEEEEEEをする系の・・・。私はモンテ・クリスト伯は結構好きです、ラノベっぽいよね・・・。
あとなんか・・・もう別にいいんだけど・・・別にいいんだけど・・・夏への扉、ロリコンのオタク(猫好き)としか言えなくて、若干きもちわるいなと思ってしまった・・・。女の子と結ばれるところは普通に妄想であってほしい。ブレードランナー2049を見習え!!(順序)
日本で今年の6月に『夏への扉』の映画があるみたいで、こんなもん今映画化したら、ミソジニーきつすぎってクソカスに叩かれちゃうじゃん・・・と不安になってサイトを見たら、ちゃんとストーリーが無理のない感じに改変されていて良かった。
多分、時間旅行が実現することはこれから先もないだろうなあと思った。
技術的にどうとかいうより、多分、時間旅行が可能になったら、インサイダー取引でボロ儲けすることが可能になる。
なので、時間旅行を一度でも経験したことのある人は、預金以外の金融商品に絶対に手を出してはいけない、みたいな法律を作らざるを得なくなるし、時間旅行をした人を監視するためにさまざまな機関とかを作る必要が出てくるし、時間旅行に投資する旨味があまりない。
お金持ちに投資してもらえないビジネスなんて実現可能なわけがない・・・。
「今後一切、株とかできなくなるし、行動の全てが監視下に置かれるけれども、時間旅行できるよ」って言われたら、時間旅行する? 私は色々考えた結果しないかなあ。宝くじ当たって1億もらって、今まで通り働きつつもお金は投資にまわして貯金をガンガン増やしていける未来がワンチャンあるわけですし・・・(ない・・・)
でもしてもいいよね。
しちゃって離婚される人とかいそう。親が時間旅行してしまって途方に暮れる子供とかもいそう。彼氏がしちゃって自分も勢いで時間旅行したせいで、バリキャリになってから投資ができず詰むアラサーもいそう。