かれの目は強い

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そういえば、ダイエットアプリのあすけん、続いている(えら〜い)。

だいたい1000〜1400カロリーぐらいになるようにご飯を食べている。はずなのだが、なんでか全然痩せない。なんでよ?

さ来週から学校が始まるから、そしたらもうちょっと、通学時に歩いたり、ストレスが生じたりで、痩せられるはず・・・。がんばろ・・・。

 

痩せたいというか、28年間持ってきた自己イメージが崩れるのが怖いんだよな。「ほどほどに脂肪のついている自分」っていうのを経験したことがないからな。

 

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昨日は午前にちょっと仕事をしてから、化粧じて(筒井筒)、息子とお出かけ。

髪色が変わって初めて化粧をした。がっつりショートボブだと、結構頑張って「女性っぽさ」を出す感じの化粧とヘアアレンジじゃないと、私の場合バランスが悪くなることに気づく。

あと、これまでの髪の色だと、メイクはオレンジでペタッとかっこいい感じが一番いい感じだったんだけど、今の色はわりと寒色系なので、私の肌の色といい感じに馴染ませるにはコーラル系の色が一番しっくりくる。で、女性っぽくするためにキラキラグリッター乗せる感じ。

最近なんかもうとりあえずオレンジかベージュ! という感じになっていたので、新しい色が試せて楽しいなあ。研究しよ〜と。

 

化粧をしていたら、息子がやってきて、「僕も化粧がしたい・・・」と言う。

息子が化粧をすると、楽しくなりすぎてブラシの毛先をモケモケにしてしまうので、ブラシをちゃんと丁寧に扱えるならいいわよ、ということを英語で伝えたところ(化粧するときの人格は英語)、あらゆるセンテンスの区切りで息子は"No"と相槌を打ってくれた。

私もAmazon.comのカスタマーサポートのチャットと話すときこういう感じになっている。

 

息子と一緒に図書館へ。

『これはのみのぴこ』と『くろねこさん しろねこさん』を借りた。のみのぴこ、安心と安全の俊太郎絵本。なのだが、俊太郎の文章は読んでいて気持ち良すぎるので、親が陶然としてしまい、いまいち息子とのコミュニケーションをしづらいというデメリットがある。

www.ehonnavi.net

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俊太郎の絵本はなんでいつも安心できるんだろう・・・と思っていたのだが、多分、俊太郎の絵本は常に、「言葉が面白い」という立脚点を離れないからだと思う。

考えてみると私は、絵本の中でも「大人からのありがた〜いメッセージ」の入ったものが極めて苦手なのだ。

道徳観ってわりと10年ぐらいで変わってしまうものだ。そういうあやふやなものを、活字にして、あたかもそれが「正しいこと」かのように子供に教育を施すのは良くない。と、個人的には思う。

 

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午後は教習所。シミュレーターで運転の練習をした。車、やることいっぱいあるなあ、と気圧されそうになったが、こういうのは気持ちが大事だなと思い、「車の運転は超簡単・・・」「私はめちゃめちゃ運転が上手・・・」と思いながら、ぐるぐるハンドルを回す。

 

将来的には右折などしてみたいという気持ちがあるが、昨日はひとまず、ハンドルなど回せたので、良かったなあと思った。

 

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夜から雷。

息子は雷の音を聞くなり、「はっぱたちが、かぜに、ふきとばされちゃう?!」と不安に。「ぶるぶるふるえてるよ、きっと・・・ギュッとしてあげなきゃ・・・」とブツブツ言っていた。so sweetである。

息子は家の中を巡回した結果、「モンダミンもぶるぶるふるえてる」ということに気付き、モンダミンを抱きしめてあげていた(その後、モンダミンは息子と一緒に布団に入った)。

なんでこんなに優しい子が生まれてきたんだろう。私にはこんな優しさはない。夫の遺伝かな。性格って遺伝するの?

 

夜、お風呂に入っているとき、息子に「ちんちんとおっぱいは大事な場所だから、誰に触られても"ダメ"って怒るんだよ。お母さんとかお父さんが触っても怒るんだよ」と教える。

一緒に練習していたところ、息子が急に「おめめは? さわっていいの?」と聞いてきた。

「目もダメだよ」と言う。「なんで? ぼくはおめめ、さわれるよ」と言いながら目のまわりをベタベタ触る息子。それからおもむろに「オカァサンのおめめは、よわいの・・・?」と不安そうに尋ねてくる。答えに窮した。

 

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今日の寝る前の絵本は(私は絵本について語るのが好き)、息子セレクトで『つきのぼうや』と『ゆきだるま』、あと私のセレクトでSlide & Surprise in the Snow。

www.ehonnavi.net

www.ehonnavi.net

www.barnesandnoble.com

息子は、自分で選んだのに「ぼくは『ゆきだるま』、にがてなんだ〜。だって、さいご、とけちゃうから、かなしいんだよね〜」と言っていた。

この絵本のオチは結構衝撃的だと私も思う。

 

つきのぼうやは、私も息子もかなり好き。縦に長い絵本なのも面白い。寝転んで読むと首が痛くなる。みんながニコニコになれるオチなのもいい。

 

Slide & Surprise in the Snow、安定のバカ受け。これは仕掛け絵本の中でも類を見ないぐらいメチャクチャな勢いで「飛び出してくる」ので、幼児は多分全員大好きである。各ページには下のほうに小さく「シロフクロウは昼行性で、お昼に狩りをするんだ!」みたいな豆知識が書いてあって、大人が読んでも面白い。

作中に、「パフィンがお魚を食べようとしているよ♪」みたいな文章が出てくるのだけれども、息子はそこでお魚の気持ちになってしまい、「おさかな たべないで〜〜!」と大きな声を出す。「たべないよ〜、ごめんね」というコメントを引き出せるまでは「たべないで〜〜〜!!!」と言い続ける。謝ると「いいよ」と言ってくれる。

 

私は5人兄弟だったからか、絵本を読み聞かせるという習慣は実家にはなく、家に絵本はほとんどなかった。ので、今、たくさんの絵本が置いてある自分の家を見ると、なんともいえず嬉しい気持ち。