里親についてのあれこれ

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ううっ、寝坊だ寝坊だ。

 

進撃の巨人、皆さんもう読みましたか。

いやあ・・・。もう・・・。

電子書籍で買っていたのだけど、紙の本でも揃えて、息子が14歳前後になったら読ませてもいいなと思った。2010年代に日本からこういう作品が生まれたということを、日本は非常に誇るべきだと思う。素晴らしい。本当にいい。オカピも出てくるし。

 

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朝から教習所。20歳ぐらいの女の子とおしゃべりした。めちゃいい子だった。NCT好きらしい。推しを見せてもらったが、めちゃ顔が良かった。NCTって人が多いからなかなか追いづらくて・・・と言ったら、「それはそうなんですよ」との返答。

整形の話もした。最近の子はオープンだな。韓国行って整形したいんですよね〜としゃべっていた。「私はコロナ終わるまでに整形終えたいんだ、マスクがオッケーだから」みたいなことを言ったところ、「それもそうなんですよね〜〜〜」とのこと。

最近の20歳ってみんなこんなふうにシッカリしゃべれるの? すごいなあ。

私が20歳の頃なんて、もっとフニャフニャだったぞ。

 

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・夫と二人で、里親について色々を聞くため、児童相談所へ赴く。

・児童相談所あるある:想定していたよりも遠い

 

・事前に何冊か本を読んでいったのだけれども、聞いたお話も、だいたい想像していた通りの内容だった。

・担当の方、めちゃくちゃ優しい感じだった。

・「児童相談所に配置されるような人って、性格診断みたいなのがあったりするのかな」という話を夫とする。反社会的性格のある人はなれないみたいな・・・。

 

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・コロナで、研修が中止になったり、養護施設の見学が当面中止になったりしているみたい

・研修を受けられないことには里親登録もできない。

・(ちなみに、次回の研修は夏開催で、しかし、これも中止になるかもしれないとのこと)。

・中止になった次の回は、参加者も多くなって、抽選になることもあるので、希望した日程で参加できるかどうか分からない。

・普通は、「里親になりたい」と思ってから、半年〜1年ほどで里親として登録ができるのだけれども、コロナで希望の日程が取れないと、1年以上かかってしまうかもしれない。

・コロナのせいで望まない妊娠が増えている中、しかし、コロナのせいで、里親を増やせない状況というのは、ちょっとしんどいんじゃないのかな、と思った。

 

・あと、相談所の人からは「里親制度を知っている人がまず存在せず、周知が大変」というような話も聞いた

・里親ってみんな知らないの? と思ったのだけど、下のインタビューとか読むと、本当に知らない人が多いみたい

自治体でキャンペーンなどをしてはいるのですが、この前もある自治体が一般の方々に調査したところ、ほとんどの方が里親制度のことを知らないという結果がでました。あまりお金をかけずに自治体ができる範囲で「里親やりましょう」と呼びかけても期待する効果は出ません。

www.huffingtonpost.jp

 

そういえばカナダでも養子の人って全然見なかったかも。ステップファミリーはいっぱい見たし、事実婚で子供がいるとかも普通のことだったけど。

まあもちろん「養子だよ」って言っても「へ〜、そんなことよりお前はフレンチフライにビネガーをかける派なのか?」しか言われないのがカナダでもあるんだろうなと思うけど・・・。

 

多くの人間は「産む/産ませる」能力を持っているので、どんな国でも、あえて養子をとろうと思うのって、慈善事業か、不妊治療がうまくいかなかった人って感じなのかな。抵抗のあるなしはあるんだろうけど。

いや、でもやっぱり、里親になるときの不安って万国共通なような気がするな。「母親がタバコや薬、アルコールをやめられなかったかもしれない」「父親がどういう体質を持っているのか分からないケースが多い」「母親は基本的に強いストレスの中で妊娠をしていることが想定される」みたいな。

たとえばレイプで授かってしまった子供の場合、レイプをするような男の遺伝子を受け継いでいるってことだ。そういう子を育てることについて、どうやって納得していくのか、とかね。

 

そういうアンコントローラブルな状況をあえて引き受けるより、まあ、好きな男と自分の遺伝子を残したほうが、リスクのコントロールがしやすいと思う人は多いよね

(もちろん、自分たちの遺伝子だから”安全・安心”かっていうと、もちろん違うし、何を持って"安全・安心"な人間かという価値観は時代によって違うわけなので、もう〜全てがあやふやなわけだけど・・・それでもやっぱりコントロールはできてるよ、自分で産むほうが)。

 

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あと、児童相談所では、里親になる人の年収は具体的に「いくらぐらい必要」と決めていないみたい。なぜなら、重要なのは入るお金と出ていくお金のバランスだから。

めちゃくちゃ高所得でも、毎月所得を全部使い切るような生活をしている場合は、「不適格」ってことになるらしい。家計簿提出する必要があるって。所得の証明書は想定してたけど、家計簿か〜。なんだか恥ずかしいネ・・・。

 

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養子を考えるときは、自治体経由で申し込みをするか、民間団体経由で申し込みをするかの2択なんだけど、私たちは自治体でいいかなと思っている。

理由は、特別養子縁組を選ぶ実親(=親権を放棄してもいいと思っている親)というのは、そもそも数がものすごく少ないから。実親から親権を放棄されるって、結構ラッキーなことだよなと思う。

私が望まない妊娠をして、里親に出すことを決めたとして、子供との繋がりが完全に切れてしまうことを最初から選べるかって言ったら、嫌だなと思うよ。妊娠大変だし、出産も大変だよ。「殺したくないから」だけの理由で、あれだけの苦痛に耐えるのは難しい。

 

だから、実親から親権を放棄もして「もらえず」(あえてひどい書き方をするけど)、乳児院や児童養護施設で過ごさないといけない子供たちは、里親になりたい、と思う人たちから、最初から、見放されている感じがしてしまうというか・・・。

引き取るなら、なるべく長期間、大学を卒業させて、就職をキメるぐらいまでは、一緒にいられたら嬉しいな、とは思うけど。特別養子縁組なら、結構いろんなことが楽だろうな〜とは思うけどねえ。

 

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まあ、なんだか、里親になることは、勉強をたくさんする必要が出てきそうで、嬉しいなと思う。

 

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ちなみに、里親になるための研修は、なんとお金がかからない。お金がかからないのに、大学教授とかから授業をしてもらえるので、めちゃくちゃ嬉しい。久しぶりの授業♡今からちょう楽しみ。

 

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・児童相談所まで行った後、徒歩で息子を園までお迎えに行ったのだけど、めちゃくちゃ暑くて辟易した。

・息子が転んでしまったので、30分ぐらいの道のりをひたすらおんぶ。

・息子♡3歳♡17キロ

・車があればなあ、と夫と二人で話した。

・もうすぐ納車だし、もうすぐ免許取得だし、がんばるぞ・・・。

・運転技術、どうやって身につけよう、悩む・・・。