いきなり生々しい話していいですか？ みんな好きでしょ、生々しい話（「みんな」への偏見）。
うちの超近所でさ、中古物件が売りに出てたのね。
2700万円、4LDK、太陽光発電でオール電化、築15年ぐらい。近所だから学区も変わらない。でも多少、駅に近くなるかな。車だから別になんでもいいようなもんだけど。
35年のフルローンで、今の金利なら、月の支払いが7万円ぐらいになるみたい。
でね、私たちは今賃貸に住んでるんだけど、家賃9万円ぐらいなのよ。
だから、月の払いとか安くなるし、これはもしかすると、買うのもアリなんじゃないか、と夫と話しているわけ。どう思います？
夫婦二人なら引っ越しの自由を楽しみたいから買わないんだろうけど、息子もこの地域に馴染んでるし、私たちもこの地域のことが好きだし。
とりあえず問い合わせだけしてみようと思ってるんだけど、どうなんだろう。家買うなんてねえ、初体験だしねえ。失敗したら2700万円の借金でしょ、どうなんだろう、ヤバいかな・・・。
でも、家買ったら、犬とか飼えるし・・・。
犬・・・。かわいいワンちゃん・・・。
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問題は、4LDKの家なんて買ってみて、もし子供がこれ以上増えず、３人家族のままだったら、滅茶苦茶もてあますってことだな・・・。
そうなったら、犬のための部屋とか作るからいいもん。あ〜犬可愛い、犬飼いたい、犬〜。
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昨日は息子のピアノ教室。
帰り道に、近所でよく会うおばあちゃんと遭遇し、お喋りをした。
おばあちゃんは保育士一筋で人生やってきているからか、たくさん私の育児を褒めてくれるので、気分がいい。
昨日も「あなたは・・・いい育児をしているわ・・・」と囁いてくれた。私も褒められると嬉しいので「おばあちゃんの髪の毛、綺麗に真っ白で、ツヤツヤで、いいわね・・・」とわけのわかんない返答をする。
なんか、息子が3歳ぐらいになってくると「いいお母さんね」って言われて素直にワーイと喜べるようになってきたな。息子が赤ちゃんだったときは「私は母親じゃなくて人間なのだが」とか思って全然嬉しくなかったんだけど（扱いが厄介）。母親業に心が慣れてきたのかもしれない。
考えてみると「デザイナーです」って何の躊躇いもなく言えるようになったのも最近なんだよな。
ある職種を経験してみて、その仕事を自分がしている、ということそのものに心が慣れるまでに、私はかなり時間を必要とするタイプの人間なのかもしれないな。
ちなみに、おばあちゃん、ここ4ヶ月ずっと会ってお喋りをしているのに、私たちが徒歩１分の距離にいるご近所さん同士だったことを知らなかったと判明した。
どうでもいいんだけど、「スープの冷めない距離」って言葉があるじゃない。
あれって皿の種類とか、スープの種類とかによっても変わってくると思うんだけど、どんなお皿に入ったどんなスープが想定されているの？ 今まで何の疑いもなく「でっけえ鍋に入ったコーンスープ」を考えてたんだけど・・・。
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夜、排水溝がつまったのを掃除したり、息子の靴を洗ったりしていたら、いつもより寝る時間が遅くなる。寝室で絵本を読んでいたところ、親がめちゃくちゃ眠くなってしまった。どれぐらい眠いかというと、絵本を読みながら夢を見てしまうレベル（親あるある）。
息子に「お母さんはもう限界、もう１ページも読めない、きょうのところは諦めて明日の朝また読むことにしないか」と提案したのだが、息子は拒否。何度か交渉するも拒否。息子からは「座って、オフトンから出て、サムーイサムーイて、したら？」とアドバイスを受ける。
最終的に私が「もう限界・・・」と言い、電気を消して布団をかぶってしまったところ、息子はシクシクと泣き出す。「怒らないでっ・・・」と小さな声で言っていた。息子は私が怒ることをこの世で一番恐れている。
怒っていないよ、と言ったら、「オコッテルッ・・・」と言いながら、めそめそしがみついてきて、そのうち寝た。悪いことをしている・・・と思ったが、私も３秒で寝る。
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仕事では、色々打ち合わせがあった。外注っていいな、としみじみ思うなどした。
