日本社会事業大学で、児童養護についての授業があったので、科目等履修生として参加した。
科目等履修生って人生初だな。
19時から22時までの授業だった。
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22時は普段はもうめちゃくちゃ寝ているので、通学の必要があるとしたら参加できそうにないなあと思っていたけど、コロナだったので自宅から受講できた。やった〜。
このオンライン参加ってやつ、私めちゃくちゃ好きだな。
大学生とか「友達とはオフラインで遊びたいけど、授業は全部オンラインがいい」って思ってるんじゃないか・・・と、どうでもいいことを考える。
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授業、面白かったな・・・。
もちろん、授業を受ける前にいろんな本は読んでいったわけだけど、授業ではそれを軽く飛び越えて、バンバン参考文献が出てきたし、知らない知識が出てきたし、質問しても全部こたえてもらえたし、他の参加者からも「こうじゃないですか?」って発言が飛び出してきた。
最高! 実務経験のある人が信念とともに答えてくれるのって、最高! これが大学っていうこと!!!
私が「授業」とか「大学」って聞いて連想するもの全部出てきて大満足だった。やっぱり授業とか教師という生き物にはこれぐらい求めていいんだよな、この安心感がいい。大満足。
うふふ、授業で出てきた文献、いっぱい読むぞ〜。
とりあえず、浅井春夫さんの本をボチボチ読んでいこうかな。いっぱい著作ある、嬉しいな。読書は無限に続くんだ(そうこうしているうちに死ぬが)。
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本当にしょうもないんだけど、「一日に本を何冊読むと偉い」みたいな価値観がどうもよく分からない。
本は読んだ冊数でバトルするのではなく、得た知識や感情でバトルするべきではないか。
1冊で100冊分ぐらいの知識や、もしくは強い感情が得られる本もあれば、100冊読んでも知ってることしか書いてない本もある。
それから、読むのにすごい時間のかかる本、時間をかけて読むべき本、何度も繰り返して味わうべき本もあれば、サササッと読んじゃうべき本もある。
たとえば聖書とか1日で読み終わったとして、それでどうすんだ? って感じじゃないか?
本にはそれぞれ、読まれるべきペースがあって、それはその本自体のペースもあれば、読み手が何を求めているかとかにもよると思うんだけど、
そういうのを十把一絡げに「一日に●冊のペースで読む!」とか言われると、ハテナ・・・と思ってしまう。この人は、なんのために本読んでるんだろう、と思う。まあ、読まない人からしたら、一日に何冊も読む! みたいなのってカッコよくて、崇拝できるのかな、手っ取り早く「賢さ」のアピールになるから便利なのかな。謎。私はこういうことで引っかかって先にいけなくなるからいつまで経ってもアホのままである。
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全然関係ないんだけど、きょうのお仕事は、仕事をしたくないの気持ちでいっぱいだったので、「波の音」を聞きながらイラレをこねくり回す。イラレで文面考えてないときの、頭空っぽ感はすごい好きだな・・・。あしらい in the air・・・(しょうもねえことばっかり言う・・・)。
仕事嫌なとき「波の音」か「雨の音」か「ショパンのピアノ演奏曲」聴きがち。
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なんか仕事って、やってねって言われたからやるときと、「最近あなたに振るべき仕事がないから、積極的に企画書とか出して、稼げそうな仕事を考えてね」のときあるじゃん。私は後者ができないので、もっと頑張れよ、と思われている。
でも、できない。
もしかしたら、子供がいなければ、頑張ったのかもしれない(子供がいないときも苦しんでたけど)。でも、未就学児の育児をしているから、もっとなんかそういう、残業が出そうなことに、脳が追いつかない・・・。
うちの自治体、親がどっちもフルタイム勤務、ぐらいのレベルだと、保育園ぜんぜん入れないから、基本的には幼稚園に入れざるを得ないんだけど、こういう自治体で生きる女の人って、働くとしたらどうやって働いてるんだろう。
なんか、だって、幼稚園って、結構頻繁にお休みぶっ込んでくるし・・・
コロナの時期だから、鼻水でたら登園できないし・・・
そうすると月の半分ぐらいは登園できないし・・・
PTAでもしょっちゅう呼び出されるし・・・
とにかくなんか・・・専業主フでやってるか、気軽に休めるパートで超ゆる〜〜〜く働いてるか、実家が太いか、なんかそういう、昭和的なラッキーが必要じゃない?!
みんなもう諦めて専業主婦やってるのかな。夫が高級取りなのかな。いや〜実際そんなみんな全員が年収1000万越え! とかそんなことでもないでしょ、統計的に考えて・・・。家計厳しくないのかな・・・。
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っていうか、なんていうか、子供がいても、別に育児的にはそんな忙しくないんだよな。
育児ってなんか、別になんか四六時中ケアする必要ってそんなになくて、どっちかっていうと、ただ存在するだけであることが求められるというか・・・。
「そこに存在して、インシデントに対応する大人」が必要なんだよ。うまく言えないんだけど。
だから、働けるんだよな。通勤しなくていいなら、一日に、コマ切れで3〜5時間ぐらいなら全然働けるの。それぐらいの余力はあるの。
でも、インシデントが不定期に発生しまくるから、コマ切れじゃないやり方だと難しいんだよな。あと、急にガッツリ育児に対応しないといけなかったりすると、やっぱり気楽に休める職種じゃないと厳しいし・・・。
そもそもなんか、虚しいよね。こんなに頑張って、苦しんで、子供に声荒げて、それで手取り20万もしないのかよ、みたいなのが続くとね。専業になって、多少生活苦しくなっても、子供のハッピー代ってことじゃない? とか思うよね。
でもね〜〜、個人的にはね、専業主婦になるとね、もう本当に人生終わりなんじゃないか、と思うんだよね。次にフルコミットの就職できるのはいつなんだ?! って思うよ。そのときがきたらもう、ブランクありすぎで就職できないんだろうなとかね。
恐怖すぎて離職できない・・・。
みんなどうやって生きてるんだろう。普通になんか「産んだ女」の悩みすぎて嫌になっちゃうな。まともに全部やろうとすると辛すぎて、勉強に逃げてしまう。
ところで、気軽に休める職種って何? そんなの存在しなくない? するのかな? YouTuberとか・・・? いやフリーランサー系は気軽に休んではいけないか・・・。
ううっ、謎だ・・・。本当に謎だ、資本主義と育児の両立・・・。
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全然関係ない話なんだけど(本日2回目)、あたらしいママ友ができた。
LINEで「さえ(私の名前)ちゃんって呼んでいい?」と来たのだけど、心の中で「いいよ」と返事をしたきり既読無視をしていたら(私は既読無視をめちゃくちゃする)、翌日朝に「怒った?! ごめんなさい」と追いLINEが届く。
怒ったとか怒ってないとかではなくて、なんかLINEって、途中から面倒にならない? 私だけなのかな。愛情がないとかあるとかじゃなくて、なんか・・・ハグみたいなものじゃん。友人と、ハグしたからってそのままセックスになだれ込むか? なだれ込まないでしょ。面倒でしょう前戯とか。そのような感じで、トゥーマッチなんだよLINE長いのって。
そもそも、30近くなった女たちが、そんな童貞みたいなLINEのやりとりをしなければならないのだろうか。既読無視をされたから怒っているなんて、そんな馬鹿な話があるか? ないだろ。普通に考えて分かるだろ。
と、一瞬のうちにさまざまな思いが胸を去来したが、私は女に対していつでも童貞みたいな気持ちになってしまうところがあるので、優しい気持ちになって「サエって発音しづらくないですか? 私は自分の名前発音できません。エスとかでいいですよ」と返信した。
送信ボタンを押したら、10秒もしないうちに「エスって(笑)」と返信がきた。
なんだか分からないが私はこの女が結構好きだな・・・と思った。