本、だいたい書き終わった〜! やったー。
終わらないのでは? と思っていたけど、終わって嬉しいな。
しかしこの2ヶ月ぐらい、1週間に2万字ぐらいのペースで書いていたことになる。大学のとき、2万字が最低の論文であんなに苦労してたのは何だったんだろう。論文だって別に、新規性が極めて高いわけじゃなかったのにね・・・。
そろそろ、次の仕事のために営業しなければ・・・。
なんか書籍の仕事落ちてないかな・・・。
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やや時間に余裕ができたので、しょうもない勉強したり読書したりしたいなあ。
中国語したいなあ。小説も書きたいなあ。英語もしたいなあ。年末までに何か「今年も頑張ったぞ〜」って分かるように、なんか試験受けときたいんだけど。何にしようかな。ワクワク。
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仕事したり、私生活でしんどいことが重なったり、一家で体調を崩したり、私だけが体調を崩したりで、今年の夏休みは大変だった。
何かを書こうとしても、もうめっちゃくちゃ性格が悪くなってしまい、ああこれはだめだな・・・と思って消す、というようなことが続いていた。
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まあひと段落して、良かった良かった。
嬉しいな。
今日は嬉しくて、息子と幼稚園をサボってお出かけした。楽しかった。
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以下はネガティブな日記。
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実父と絶縁した。
絶縁というのは、実父の仕事の手伝い(ボチボチやっていた)をやめ、電話を着信拒否にしたということ。
別に住所を変えたとかではないので、親が会いに来ようと思えばいつでも会いに来られるから、まあ、ゆるい絶縁だな。
しかしもともと、仕事以外では交流がなかったし、仕事を介さない状況では、私という人間に興味を持ってもらったことはなかったので、この程度でもきちんと絶縁になっていると思う。
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絶縁のきっかけは、まあ、正直なところ、あんまり大したことではない。
ふだんなら許せることなのかもしれないけれども、体調がすこぶる悪いときだったので、ダメージが酷かった。
許そうかいろいろ考えたけど、これまでの人生を考えてみても、ずっと同じことでショックを受けてきているので、もういいか、と思った。
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私はずっと、父親と同じ人間になりたい、と思っていたんだよな。
父親は金融と法律の分野で活躍する人なのと、東京大学を卒業しているので、
東大に入れなかった自分、文学なんてしょーもない学問に興味を持ってしまった自分が、いつも嫌いだった。
父親と異なる生き物に育った自分が恥ずかしかった。
父親に褒められるのは、「父親と同じ特徴を持っているとき」だけだったし。
しかし、頑張っても頑張っても、もう、現役で東大に入れることはないし、金融と法律のことも、あんまり面白くない。
父親の仕事の手伝いをしても、結局父親からセクハラを受けたりして、女である自分がキツいな、と思っていた。
なんなら、92年生まれの自分が嫌だった。恥ずかしいことだと思っていた。父親と同じ年齢が良かった。
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私が息子を産んだとき、報告したら会いにきてくれたけれども、抱っこをしながら「新生児ってそこまで可愛くないよね」「人間っていうよりは、動物っぽい」「やっぱり、子供よりも孫よりも、自分の作った会社が一番可愛い」と言われて、
私は、なんというのか、そうだよね、と思った。
父親になれなかった自分が産んだ子供なのだから、祝福されなくて当然だろうな、と思った。
父親に認めてもらえないとき、父親への憤りではなくて、自分への絶望感が先にくる。
まあ親と子供って、こういうもんなのかもしれないけど。
私はいつも、ショックを受けすぎてしまう。
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父親になれなくていつも惨めで悲しかった。
勉強をしたほうがいいと分かっているのに、いつでも考えているのは恋愛のことばかりだった。
恋人を作ったら恋人のことを愛しすぎて勉強なんてどうでも良くなったし、本当は生きていることだってどうでも良かった。
東大に行きたいと思ったことは人生で一度もなかった。
法学部に入りたいと思わなかったし、金融のことなんてちっとも考えたことがなかった。
考えたことがない、というのが、私の劣っていることの何よりの証左だった。
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今も本当はそう思っていて、多分私は死ぬまで、父親と同じ人間になれなかった己のことを嫌い続けるんだろうな、と思うのだけれども、まあ仕方ない。
そういう思いもまた、私の根幹に存在するし、否定しても仕方ないしな。
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もちろん、父親と同じ人間になることはできないことを、私は理解はしている。
でもなあ。頭で理解しているというのと、感情的に「父親になれるはずだ」と確信しているというのは、全然別の話なんだ。
私にとって世界とは、父親になることであるので、その大前提を壊してしまうと、世界がどうやって変化するのかがよく分からない。
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私はこれからしばらく、父親になれなくていいんだよな、と自分に言い聞かせる作業を行うことになるんだろうな。それはバカになるってこととどう違うんだろうと今からとても不安だ。金融のことも法律のことも理解を放棄したら、私はバカになってしまうんじゃないだろうか。大丈夫なんだろうか。多分大丈夫なんだろうけど・・・。
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父親のことを、しかし、全然恨んでいない。
私は私のように生きられてとても幸せだった。人生をもう一度やり直すとしても、これ以外の人生は必要がない。私は、あの父と母の娘として生まれて、苦しみ抜いて、夫と出会って幸せになりたい。
しかしまあ、私は実家と相性が悪かったなあ、と思う。
私は父を愛しすぎたし、父は私を、私の求めるようには愛してくれなかった(愛してくれたことはとてもよく理解できる。愛し方が違っただけだ)。
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私は父になりたかった。
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でも、まあ、父にはなれない。
父にはなれないが、生きていけるし、夫と出会ってとても幸せなので、よしとする。
よしとするというか、これ以上別に、何もいらないんだけどね。
ちょっとずつ「そうなんだな」って腑に落ちていったらいいんだけどな。