生まれてくるなと通路をふさぐ

大きな仕事が終わり、ぼんやりの日々。リュウジキン(三体の作者だ)の新作短編集などを読んだり、読まなかったり、しょうもない漫画を読んだり、寝たり、息子の登園拒否に付き合ったり。

 

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しょうもない下ネタを話します。

 

「夫といいセックスをすると、次の日からめちゃくちゃ落ち込む」という現象を起こしがちなことに気づく。

(いいセックスの定義:3〜4時間ぐらいかけて、おしゃべりなどしながら、前戯をめちゃくちゃしてもらうタイプの、なんていうのか、巷で「女性が本当にしてもらいたいセックス」とほめそやされているタイプのセックス)

 

なんでかというと、私が「してもらう」ことに強い忌避感を覚えるタイプで、

セックスに限らず、何か良いことをしてもらうと、

 

1)お返しをするとき

2)自分にはそれを受け取る価値があるとき(相手がものすごい悪いことをしたなどで)

3)受け取らなければならない、のっぴきならない理由があるとき(事故にあっている、病気にかかっているなどで)

 

のいずれかのパターンに自分が当てはまっていなければならない、という、かなり強いマイルールがあるんだよな。

 

というわけで、単に自分の快楽のためだけに夫になが〜い前戯をしてもらうと、翌日から「対価をしはらわねば」と思う。

ので、夫に、夫にしてもらったのと同じ程度のかわいさとエロさを与えてあげなくては! と焦ってしまい、しかし私は二次元の人間ではないので、理想の正しい女になれず、ズンズン落ち込んでしまう。

そもそも、夫も別に性欲モンスターってわけじゃないし、仕事だってあるし、エロさを提供したから何なわけ?! って話なんだよな〜〜。むしろセックスなんてないほうが睡眠時間は増えるし・・・。

エロで支払いをする、というのができないんだよな。

完全に無償の奉仕を「ありがとう」と受け取ることができない。難儀な性格〜っ。

 

そういうわけで、夫に「そういう性格なんだよね」と伝えたら、「そうだね〜」と言ってた。

でも夫とのセックスは大好きだし、困ったもんね・・・。

 

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なんか、関係あるようでないようで・・・なのだけれども、来年あたりに体調が戻ったら、卵管を縛る手術を受けることを検討中。いわゆる避妊手術。

卵管結紮術というらしい。夫も一緒にパイプカットをしようよ、と相談中。

その上でピル飲んでPMS対応しようかな。まあ別にピルは飲んでも飲まなくてもどっちでもいいようなもんだけど、飲んだほうが肌の調子とかが良いので・・・。

 

ミレーナとかも考えたんだけど、やっぱりちょっと怖いし、手術でつらい思いするのは1回でいいよ、と思う。仮に30歳でミレーナ入れて、35まで妊娠しなかったら、もう36以降で妊娠したいと思わない気がする、私の気持ち的に。なら別に、妊娠機能を最初から取っちゃっても良くない? と。

 

あと、もう産んだしな。

息子の育児もどんどん考えることが増えて大変になってきて、思春期になったら心のケアとかもしないといけないだろうし、私のキャパシティでは、24時間悩めるティーンを相手にするのは、一人でも多いぐらい。ギリギリ二人ぐらいかな、それも難しいかもな、というレベル。

 

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私は5人兄弟の次女として育ったけど、やっぱり親は、メンタルケアのこととか全く考えてなくて、体が健康かどうか以外は見てくれなかったので、家庭内に「信頼して何もかも話せる大人」って存在しなくて、というより世界のどこにも存在しなくて、だから男に甘えたりしたよなあ、と思う。

 

そういうわけで、私は育児、たくさん産むことにあまり魅力を感じない。

だから、まあもう、産む機能はおしまいにしていいかもなあ、と。

なにより夫のことが好きなので、コンドームするとか、ピルを飲むとか、そういうことで、「この人のことを愛しているからする行為には、激しいリスクが伴うんだなあ」と思いたくないんだよな。セックスは暴力だって、いちいち思い出したくないよ。

 

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そんなことを最近は考えている。