飛んで・次の・ステップ

最近のニュースとか見てて思ったことをまとめておきます。

 

「アブないお薬」が治療に使われるらしい

www.wired.com

MDMAとかマジックマッシュルーム(の中に入ってる成分)が、オーストラリアで医療品として合法になるらしい。

PTSDの治療にMDMA、うつ病の治療にマジックマッシュルーム。

わりと批判されている

批判もわりとあって、

データが不十分(1年ぐらいしか集めてない)

高価すぎ

あとなにより、

・PTSDとかうつ病なので、薬を投与してハイ終わりってわけじゃなくて、何らかの治療を並行して進めないといけない

・幻覚剤を使った治療に精通した精神科医なんていないわけで(現時点でいたらヤベえやつである)、効果的に利用して治療できるのか? 問題がある

・ちなみに、先住民のいわゆる「ヒーラー」的な存在は、この手の幻覚剤みたいなものを治療に使うことがあるんだけど、実際に仕事につくまで、5〜10年ぐらいは修行を積むらしい。

気持ちに理屈をつけること

これまで「ダメでしょ、だってダメだから」と思われてきたことについて、「別に良いのではないか」という提案がなされるのは結構おもしろいことだ。

 

たとえば、先日から「同性婚をOKとするなら、近親婚もOKにしなければいけないのでは?」という議論が盛り上がっているのを見て、わたしはわりと面白いな〜と思った。

anond.hatelabo.jp

「近親」っていっても色々あるわな

個人的には、兄弟ならOKなんじゃないのと思うけど、親子だと微妙かな。

「個人の自由を守ることは大事(ただし、それが虐待や暴力になる場合は制限して良い)」というのは、法治国家に生きるみんながある程度共有可能な考えなのでは。

表現の自由だからって大量殺人したらダメだろみたいな理屈で、愛しているからといって虐待してはダメだろと思う。

日本において(他の国のことは知らない)、結婚制度は本質的に「性生活」のために執り行われるものだし。

 …また夫婦の性生活が婚姻の基本となるべき重要事項である点を併せ考えれば、…
最高裁判所第3小法廷 昭和34年(オ)第888号

性的虐待が子供にもたらす深刻な影響のことを考えれば、親が子供に婚姻(性生活)を要求するのは、端的に虐待だろうと私は思う。

でもなんかこの議論見たことあるんだよな

でもなんか5年? くらい前にすでに、スウェーデンかどっかのゴリゴリリベラル層が「家族とも結婚できなければおかしい」みたいな主張をブチあげてなかったっけ・・・。

▼これか?

www.excite.co.jp

おお、2016年にすでに「きょうだい婚」だけでなく「死者との性行為」もOKでは? という議論をしている。

死者との性行為までいくと結構難しいな。遺体は誰のものか?

おわり

仕事が全然終わっていないのでそろそろ遊ぶのやめよう・・・。

これを書いているのは朝の5時なのだけれども、真っ暗でシーンとしていて、夜がずっと続いているみたいで、マジで気分がいい。やはり冬が一番。