第二子の出産で無痛分娩をキメた。結論として、無痛分娩はむちゃくちゃいいな〜と思ったのでメモしておく。
我が家の状況
第一子は自然分娩、第二子は無痛分娩。
第一子は11時間で平均的なお産。大きなトラブルもなし。
無痛にトライした理由
ぶっちゃけ自然分娩を一回経験しているので、第二子でも自然分娩でよくね? と思っていたけれども(お値段が結構いかついので・・・)、夫から強く「無痛にするべき」と要請されたこともあり、まあ人生経験としてやってみてもいいかなと思って無痛をチョイス。
無痛分娩、良いと思うか
良い。周囲に迷っている人がいれば強く背中を押したい。10万円ぐらいを追加で払う価値はある。
無痛分娩のいいところ
・かなり冷静にお産ができた
・とにかく全然痛くない
・産後の回復が早いっていうのも、ちょっと納得
・産後につらかったクスコを入れての診察も全然気にならなかった
・とにかく「痛い」っていうのはメンタルが落ち込んじゃうよな〜
・冷静にお産ができるので、いきみが上手にできる
自然分娩のほうがいいところ
・安い
・無痛は計画出産しかできない産院もある。赤ちゃんのペースに合わせて陣痛がきて欲しいと思う場合は「赤ちゃんかわいそうだな〜」って思ってしまうかも
無痛分娩の悪いところ
・計画出産になると、事前に子宮口を人工的に開かせねばならず、海綿とかバルーンとかを入れるのが結構しんどいし痛い。
・初産だと進みが悪くなったりするらしい
・背骨に麻酔をするのは結構原始的な恐怖がある
・産後しばらく、点滴だの背中の麻酔だの尿道カテーテルだので管だらけになっており、あんまりホッコリできない
自然分娩のほうが一般的に優れていると考えられていることで嘘だろと思うもの
・痛いほうが愛情を感じやすい→じゃあなんでお産が軽くなるように「戌の日」のお参りをするんだろう、難産になるようにお願いしたほうがいいのでは?
無痛分娩、ここが想像と違った・・・ポイント
・産後の痛み(裂傷、後陣痛、ホルモンの低下、出血多量、睡眠不足、母乳育児のしんどさなど)は共通だった・・・
・当たり前っちゃ当たり前だけど・・・
・ぶっちゃけ陣痛なんて自然分娩だともはやお祭りみたいなもんで、ドーンドーンギャー死ぬ〜で生まれて終わり〜みたいな感じだけど、その後に待ち構えている育児は圧倒的「現実」で、つらい・・・
・陣痛と、その後の新生児育児、どっちが辛いか? と聞かれると、私は新生児育児のほうがつらさの総合値的には上では・・・? と思っている・・・
そのほか感想
・まあ確かに無痛分娩はお産の中では楽なタイプだと思うけど、あまり「楽なお産」とか思われるのも嫌だな・・・
・育児は「楽できるところは楽する」っていうのがみんなの中にあると思う。お産も、楽できるなら楽したほうが良い
・結婚式とかで300万円ぐらい使う人もいるのだから、無痛分娩の10万円もためらわずぶっこむべき
・痛みに麻酔打つのはとっても当たり前のこと
・痛すぎて体力回復せずフラフラの状態で育児して、子供に八つ当たりしてしまうリスク考えたら「お腹を痛めないと愛情が云々」とか、しょ〜もねえこと言うなって感じですな。