2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【短編小説】仕事を辞めて育てた一人息子は頭が悪いし反抗期、彼に捧げた時間は無駄だったのだろうか

少女が喘ぐ。着ているのか着ていないのか分からないほど透けた制服ごしにゆれる、大きくやわらかい胸を少年に押し付ける。少年は股間を抑える。おもわず射精をしてしまいそうになったのを抑えるために股間を抑える。彼は慌てる。慌てふためく。私は本を閉じ…

200704・詩 | 先週は私が不誠実の身体

きみの魂を先週も救えなかったわたしは放蕩するロマンスの最中、 (きみがどれほど傷ついているかなんて本当にどうでもいい、1から10までの数字で教えてよ、7以上なら会社を休んであげるから) 君は泣き濡れる、私にはけして明かすことのない胸の内を見…