je n'en peux plus, j'ai dit ça.

踏襲する守りの形が甘ったるくて悲しい私はこんなふうになぞるある一匹の生き物を。知りもしなかった自分の中に存在するその暴力性、に、理屈をつけてはならないと君が言ったのに

私の中に留まり私の内壁を荒らしまわる直訳された言葉をここに従え下らせる、大丈夫よ、彼を抱いてそう囁く、だって生きることは死ぬことだから

私たちの住まう国には神様がいなくてよかったね。醍醐味を理解できないまま出て行った国、出て行った私、出て行ったとき、覚えている?

私の息子ではない誰か別の赤ん坊が殺されるからよかったと私はそう思った、君もそう思ったかな。超越もしくは無慈悲のあいまに息がついえる

差別による銃の乱射事件で3歳の男の子が死んだとき、ペドフィリアによるレイプで3歳の女の子が死んだとき、コロナで新生児が死んだとき、私たちじゃなくてよかったねと私を含む彼らがそう言った、彼と私とあなたがたは安堵した、誰かの嘆きについて語らないことを選んだ、知らない誰かの苦しみを無視した、収入の減らない自分たちを、それまでの人生を、丁寧にいつくしんでやめにした

目尻と目頭に入れたアイラインよりずっと確かな方法で生きていることの実感を得る、ここは私の場所だと誰にもどこにも言えない。愚かな人は死んでも良い、客観性に乏しい人間は死んでも良い、私が死ぬわけではないので誰が殺されても構わない、

目と目をひそませあい、みだらではない陰謀論によって彼らの子孫を蹴り上げる

そこにいてもいなくても同じ、旬に染まるいぎたない息子の頭、私たちは不確実性の話をする、どこにも届かない中空の春をあやぶむ

生き延びるために愛の煮凝りを携えてきた、もしくは、誰も天国に行けないんだから、ここは地獄で間違いないよ。