一向一揆の実行に際し、武器は中央政府から支給のものを使用すること

f:id:juxtaposeto:20210328055108p:plain伸びたらいいなと思いながらまつ毛美容液を塗り始めてはや1ヶ月。伸びない。問題は3年前に同じ美容液を塗ったときは1ヶ月でゴリゴリに伸びたという事実・・・。変わっちゃったのは私の細胞・・・。

 

昨日は息子と図書館に行き、絵本を2冊借りた。『ぐりとぐらのおきゃくさま』と、『めっきらもっきらどおんどん』。迷うと名作借りがち。

初めて図書館で絵本を借りたけど、「買うか買わないかギリギリ迷う」みたいな本にトライできるのがいいな。

ぐりとぐらは、シリーズごとに絵本のサイズとか横縦の比率が違うのが気持ち悪くて買っていなかったんだけど、息子はまあまあ楽しく読んでいた。買うかあ・・・。

めっきらもっきらはかなり楽しく読んでいた。おたからまんちんがビールびんのフタと引き換えに綺麗な玉をくれるシーンをジーッと見ていて、結局一般的じゃんboy・・・と思う。買うかあ・・・。

valkneeすごい好きなんだよね。結局折衷案じゃんboy。

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図書館の担当してくれたおばあちゃんたち二人が良かった。二人とも優しかったんだけど、お互いに対してめちゃくちゃ口が悪くて、アニメに出てくる双子の姉妹みたいだった。仲悪いみたいで本当はめちゃくちゃ仲いいやつ。片方が8話で死ぬ。

もしかして人間って、歳をとるとアニメのキャラみたいになるの?

考えてみると老人って、我々にとっての8話ぐらいで死にがち・・・(1クールもののアニメだとして・・・)。

 

昨日は友達とオンラインアニメ鑑賞会。ヒプマイをみた。最終的に二人ともpixivで二次創作を見始めてしまったので解散。

友達とはアニメを見たときの感想が全く同じなので助かっている。同じところで絶句し、同じところで笑った。具体的には「こいつら公式で同棲してんの・・・」「ラップバトルの理屈が全然わからん」「政府から支給された、政府が好きにコントロールできる武器で、政府に抗おうとするのは流石にちょっともう全然ダメなのでは?」など。

ヒプマイは二期決まってないんだなあ。すごい面白かったから二期も見たいな。二期で動いているオオサカが見たい・・・。

 

お昼ご飯食べたあと、YUKIのニューシングルを聞いていた。

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あいかわらず可愛いし何言ってるか分かんね〜。My lovely ghostかわいかった。

YUKIすごいよなあ。66dbとか20年前なのに、66dbのあとにMy lovely ghost聴いても全然違和感がない。

来年で50歳なのに、「YUKIっぽい」がずっと同じだしずっと可愛いの本当にすごい。

何がすごいって、YUKIは老化しているし、育児も経ているのがすごい。育児とか老化って、「何が好きか」っていうのを変えるじゃん。育児前に好きだったものでも、育児始まってからはよく分かんなくなっちゃうみたいな。そういうのよくあるじゃん。10代の頃好きだったもの、アラサーの今は全然わからんみたいな。「うっせえわ」が全然ピンとこない(歌唱力のすごさしか分からない)みたいな。

私は50歳になったら多分「なんかもうポップな歌モノミュージックとかもういいわ、疲れたわ、今はもうアコギギターだけのインストゥルメンタル以外は何も聞きたくない」とか言いそう。

でもYUKIは違うからすごい。いまだにわけのわかんねえ歌詞を書いてのびのびとガーリーに歌っている・・・。

 

年齢を重ねれば重ねるほど、「ずっと同じようなことに魅了され続ける人」の凄みが胸に迫る。結局その道の第一線を走れる人って、才能とかじゃなくて(もちろん才能もあるんだろうけど)、人生賭けてもいいほどその対象に没頭していることが重要なんだろ〜なと思う。

私は多分、今回の人生ではそういうの無理だわ。自分の興味より息子を育て上げることのほうが断然大事だもん。

20代は息子育てて終わりだし、『20代の生き方で人生は9割決まる! 』だし。ああいうのって20代で子供産むこと全然想定してないな・・・。

全然関係ないけど、なんか女性のお笑い芸人の人が「子供を産みたいとこれまで思わなかった理由」みたいな記事を書いていて、記事の締め方が「やっぱり子供持ちたいと思うのって人間として正しいよね」みたいな流れだったので、やめてくれ(太字)!!! と思ってしまった。

まるで子供持ちたくない人間が「自分を愛せない可哀想な人間」みたいなそういうムードを醸し出すのはやめてくれ!!! その病みを抜け出したハッピーな私!!!

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まあそれはいいや。

育児で得られる快楽って、資本主義的な快楽とは全く質が異なるので、意識高い系の提唱するアイデアと相性が悪すぎるんだよな。そしてこの世は、意識高い系っぽいことができればできるほど「えらい」っていうことになってるんだよね。

でもさ、我が子をいっぱい抱っこした日の、何者でもなかっただらしねえ自分も、それはそれで好きだと思えるといいよね。少なくとも私はそう思うよ。だって息子に失礼だからね。資本主義的価値観から認めてもらうことのほうが、息子を愛することよりもずっと大切、とか言いたくない。そう思いませんか。