梅雨ってどれぐらいで終わるんだっけ・・・と思ってインターネットを見ていたら、そんなことより北海道には梅雨がないということを知った。そうなの?! いいな〜。
私がこういうことを言うと、10人中9人ぐらいの人間から「そうだよ〜、知らなかったの?」と言われる。うるさいんじゃい! と思うが、よく考えてみると「北海道って梅雨がないらしいですよ!」と言われても、微妙に反応に困るね。
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エリック・カールが死んじゃった。R.I.P.
生きている間に、自分の絵本が「古典」にまでなる気持ちって、どんなだっただろうな。『はらぺこあおむし』って読んだことない人のほうが少ないのでは。
でも、91歳で亡くなるって本当にいいな。周りも、残念とか、ショックとか思わないで、「そうなんだね」って思えるもんね。いっぱい生きて、最晩年まで絵を描いて、世界中のこどもたちの生きていく土台を作って、めっちゃ素敵な人生。前世でどれだけいいことしたらエリック・カール的人生を歩めるんだ・・・。
エリック・カールにはなれないにしても、私も長生きがしたいなあ。
いっぱい生きて、好きなことして、最後はガンとかになって、周りに色々ケアしてもらいまくって、「じゃあ死ぬね、色々ありがとね、死ぬの経験したことなさすぎて、だんだん楽しみになってきた」って言ってニコニコして死にたい。
ピンピンコロリ願望とかあるけど、私は嫌だな。周囲が辛いでしょう。私、夫がある日急に死んでたら、愕然とするし、半年ぐらい鬱々としながら過ごすと思う。
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梅雨の話に戻って、素朴な疑問なんだけど、今年みたいに、例年より1ヶ月近く早く梅雨が始まっている場合って、例年通りに梅雨明けするのだろうか、それとも梅雨入りから1ヶ月ぐらいで梅雨明けするのだろうか。どうなんだ? よく分からんな。
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全然関係なく、化粧の話していいすか。
最近、エテュセのアイエディションの、バーガンディブラウンを使って、ちょう感動してしまった。1300円とかで安いのに、めちゃくちゃいい。超繊細だし、落ちない。色はかなり明るい茶色。可愛いの、これが。超自然。「これがすっぴんです」って感じ。
人によっては物足りないな〜と思うだろうし、まつ毛伸ばすケアを結構がんばって、自まつげの状態からそれなりに長さがあるほうがいいタイプのマスカラ。すんごい日本っぽい感じの顔になる。
このマスカラはカナダから帰国した直後に購入して、そのときは「何これやる気あんのか? 全然ボリューム出ないじゃん」と思ったんだよな。カナダではむしろ、つけまつげバッサバサぐらいがちょうど良いと思ってたし。
日本に慣れてきて、何が日本っぽく可愛いかも分かってきて、このマスカラの可愛さを再発見したんだ。
だから、何を可愛いと思うかって本当に、環境によって変わるんだよね〜。
最近、カナダにいるときは聞けなかった、白人の音楽とかも聞けるようになってきていて(まだアメリカ・カナダのポジティブな感じのは聞けなくて、フィンランド出身のアーティストが英語で歌っている曲とか、そういう感じなんだけど)、徐々に日本のマインドに戻ってきた感じがする。
カナダにいて、むしろアジアっぽいものに固執する感覚って、私だけなのかな・・・。
白人たちが「差別を乗り越えよう♪」とか歌ってるのを聞くと、イライラするようになってしまったんだよな。なんか、お前らの苦しみは全然違うだろ、簡単な悩みをシリアスなものに見せかけるのだけが死ぬほどうまいやつらめ、みたいな気持ちになってきてしまっていた。
最近は「この英語、ききとりやす〜」「このthの発音、キャワ〜」「このアレンジ、いかにも欧米のノリ〜」と思いながら聴ける。
でも結局K-POPが一番いいよ。ふふふ。
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そうそう、夫との関係も、日本に帰ってきたらすごく良くなった。これは忙しさとプレッシャーから解放されたことも大いにあるんだろうけど。
私たちは、日本に住むことを前提として関係性を構築してきていて、だからそれが崩れたとき、すごくしんどくなってしまったんだよな。
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昨日も教習所に行った。車の運転はとにかくやたらと楽しい。
車を運転すると、徒歩のときに眺めていたのとは全然違う現実が体験できるのが好きなんだな。早く免許とって、近所をうろうろしたいなー。
教習所のおじさんたちと会話するのもすごく楽しい。色々な人の話を聞いてみた結果、教習所のおじさんたちで車に乗るのが好きな人はあんまりいないことが分かった。「家に車はない」「一応あるけどほぼ運転しない」「日常生活で使うだけ」という人が、けっこう多い。
まあ、教習所の先生の仕事って、要するに、ひたすら現れる初心者たちに同じことを繰り返し指導することだもんな。運転が好きというよりは、教えるのが好き、人が好き、という人のほうが向いているような気もする。
運転が好きならもっと「運転するだけ」の仕事って結構あるもんね。
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仕事、タスクがなくなったと思って、開放的な気持ちでいたのだが、またいっぱいタスクができた。なんで・・・。じゃあどうしてあのとき「資格の勉強でもしたら」などと私にアドバイスしてきたの、上司・・・。
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家に帰ってきた息子と一緒に遊んだ。ブロックを積んだり、ミニカーを走らせたり、絵本を読んだり、普通に会話をしたり。「会話をする」という遊び方ができるようになって嬉しい・・・。
息子は幼稚園に通うようになってから、成長が著しい。私たちが与えたことのない語彙を使ったりする。幼稚園で覚えた歌を歌ったりする。
昨日はこいのぼりの歌を家で歌っていて、私が「ちいさいひごいは こどもたち」と歌うと、エッ? みたいな顔で「ちいさいひごいは おともだち だよ?」と指摘してきた。
作詞家の近藤宮子の気持ちに沿うならば「こどもたち」が正しい・・・と思いつつも、「ネッ」と言う。
新生児の頃、ちょっと抱き方が違っただけで泣き喚かれたあの理不尽さに比べたら、こんなもんは可愛い可愛いただ可愛いだけである。
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アニメのキングダムをひきつづき視聴中。
「なんで最近キングダムを観てるの?」と夫に聞かれ間髪入れずに「予想と同じことしか起こらないので、もっと見たい!! とも、物足りないな〜とも思わないから」と答えた。アラサーにはクリフハンガーが物理攻撃として効く。
視聴後、鼻歌で、進撃の巨人の1期のエンディングを歌ったら、夫も全く同じタイミングで「たと〜えば〜」と歌い出したので、フフフと思った。
なぜ進撃の巨人の1期エンディングを思い出すかというと、キングダムの1期エンディングの謎の崖みたいなイラストが、なんとなく進撃の巨人を思い出すからである。
以上。