書くことが好きだ。
気負わずに書ける文章はめちゃくちゃ好きだ。
ゆうてみればメモとか日記である、それは。
世の中にメモが好きな人はたくさんいるはずだし、あと「今年はメモを趣味にしたい」などと思っている方々もたくさんいらっしゃるはずである。
そこで、私のメモる内容、方法(アプリなど)、メリット・デメリットなどについて書き残しておく。
私が記録に残しているもの
私が記録に残しているものは、およそ以下の通り。
- 読んだ本
- お仕事の雑感
- お仕事の進捗管理
- 日々の雑感
- インターネットで見かけてよかったレシピ
- 食べたもの
- 育児日記
- 家計簿
- 妊娠中の体の変化
大雑把に言えば、
- ルーチンでやってること
- あとで見返して面白いこと
は記録につけている感じ。
特に便利・面白いメモ
まあ結構どれも面白いのだけれども、
- 育児日記
- 読んだ本
- お仕事の雑感
あたりはとても気に入っている。
育児日記
育児日記は、だいたい毎日書いている(ときどき忘れて3日分をまとめてつけたりする)。
紙のノートに書く。
子供の面白かった一言とか、最近ハマっていることとか、一緒に遊んだ内容とか。
あと、子供が描いた絵とか、現像した写真なんかもそこにまとめて貼っている。
書く時間は、だいたい寝る前。毎晩寝かしつけの際に絵本を3冊読むのだが、それを選んでもらっている間にサササーと書く。
1年分ぐらいたまってくると「1年前の今日はこんなことしてたね」と懐かしい気持ちになる。
読んだ本
私はKindleと紙の本を併用しており、また図書館ユーザーでもあるので、自分がどんな本を読んだのかしばしば忘却してしまう。
ので、読んだ本はタイトルと著者名、読み終わった日を書いておく。
1ヶ月ごとに新しいメモに切り替えて終わり。
「なんか先月あたりに読んだ面白い本なんだっけ・・・」みたいなときに見直せて便利。
お仕事の雑感
どういう仕事をどういう気持ちで受けたとか、どういう勉強をしたとか、今後どういう感じで仕事を受けていきたいとか。
だいたい月に1回、1000〜2000文字ぐらいの短い文章をパーッと書いて終わり。
文字にしておくと、自分の考えていることが分かるので、日々の仕事の方針にブレが出づらくなる。
記録に残す方法
記録に残す方法は大まかにアナログとデジタルに分けられると思うけれども、私は付けるメモによってメモに残す媒体を変えている。
アナログ(ノートなど)で付けるもの
- 育児日記
- 食べたもの
- 仕事の進捗管理
あたりはノートや付箋にメモ。
だいたいの基準として、
- 寝る前に付けるもの(寝る前はスマホを見たくないので)
- いちいちスマホに入力するのがめんどくさいもの
- のちのち見返さないであろうもの
- 外出時に書くことが少ないもの
は、アナログで書いている。
入力が面倒というのは、たとえば食べたものをアプリで管理する、みたいなやつ。
あれは私には向いていなかった。
自炊の民なので、しばしば、名前のよく分からない謎の献立を作るのだけれども、それらを登録するのはわりとめんどくさいし、記憶力がザルなので、どんな材料を使ったのかすぐに忘れてしまう。
「キャベツなどを煮たやつ」「ひじきごはん」「いつものサプリ」ぐらいの情報量で良いと私は思っている。毎日忙しいし・・・。自分が読んで分かればいい。
デジタル(アプリなど)で付けるもの
- 自分用の日記(仕事の雑感なども含める)
- 読んだ本
- レシピ
- 家計簿
あたりはスマホで管理。
基本的には
- URL、画像などを入れ込むと便利なもの
- 出先でササッとメモしたいもの
はスマホで書いている感じ。
ちなみに、基本的にはデフォルトアプリの「メモ帳」を使い、家計簿だけは家計簿アプリを利用している。家計簿アプリはクレカとか口座とかに紐付けられて、続けやすく便利。
サードパーティのメモアプリ(notionやevernoteのような)を使っていた時期もあったけれども、アプリ自体の軽さや、機能の少なさ(私はあまり高機能なものは苦手)、ログインが不要であること、スマホ内にそこまでアプリをたくさん入れたくないことなどを考えて、結局デフォルトのメモアプリに落ち着いた。
こういう運用をしていると、メモ帳アプリ内がグチャグチャになってきてしまって気持ち悪いので、1ヶ月に1回ぐらいメモ帳を整理して、前月までの日記はGoogleドライブに移している。
記録に残すことのメリット
とにかく読んでいてめちゃくちゃ面白い
これに尽きる。というか、これ以外は特にないと言っても良い。
特に、育児とか、妊娠中の体の変化みたいに、人生のある時点でしか書けないものは、絶対に記録にしたほうが良いと思う。
人間は案外、1週間ぐらい前のことでもすぐに気持ちを忘れてしまうものなので。
たとえば「去年の夏に風邪ひいてしんどかった」ということはなんとなく覚えていても、
それは具体的に描写すれば「鼻詰まりで夜に眠れない、ようやく眠れたと思ったら夜中に何度も目が覚める、呼吸をするたびに鼻の奥がジーンと痛くなる、だるくて頭がボンヤリして思考がうまくまとまらない。これがかれこれ1週間続いており、そろそろ本当にしんどくなってきた」とか、そういうようなことなわけだ。
このディテールを忘れてしまうと、いまいち風邪のしんどさがよく分からない。
書いているときは「こんなもん書いてどうなるの」と思うけれども、後になって読み返してみると「ああ、この時期はこれぐらい大変だったよな」としみじみ分かったりする。
こういうディテールをたくさん積み重ねていくと「自分も結構頑張ってるな」と思えたりして、ちょっと自分に優しくなれる。
自分のしょうもなさが分かる
優しくしたいのかしょうもないと思いたいのかどっちなのか・・・。
まあ、どっちもなんだよな。
日記なんかを読んでいると特に顕著だけれども、どんなに苦しんでいることでも、あとから読み返すと、「いやこれは単に睡眠不足だな」と思ったりする。
大言壮語を吐いているお仕事の進捗管理なんかを見ると「その決意、3ヶ月後には崩れ去るからな」と思ったりする。
自分ってしょうもないなあ、と思うことは大切だ。
私は特に、自分の能力を過信してしまいがちな人間なので。
現実を見ながら軌道修正している。
文章を書きたい欲が満たされる
私だけのメリットなのだけれども、私はとにかく文章を書くことが好きで、書かないと体調が悪くなってしまう(頭の中で情報がぐるぐる回るのが不快だから)。
ので、日記で言いたいことを文字にすると癒されるし、スッキリする。
記録に残すことの悪さ
時間を取られる
私はあんまり意識したことがないが、人によってはこれだけの量のメモをつけているとしんどいなと感じることがあるかもしれない。
しかし私はメモ魔なので全然そういうことを気にしない。
多分、メモが続く人は、そもそもメモに向いているタイプの人間なのではないか・・・とも思う。
ブログやSNSに書くことがなくなる
別に私はデメリットだとは感じていないのだけれども。
自分用に文章を書いた時点で、結構スッキリしてしまい、インターネット用の人格で書く意義を感じなくなってしまう。
まあ私はブログに関して、90パーセントぐらいは自分のために続けているため、自分があとで読み返せる形でメモが残っていればなんでも良いとは思う。
アウトプットがそのまま仕事や人生に直結するような人は結構大変かもしれない。
まあ別に思ったこと全部インターネットに書かなくていいからな
というか、逆に、自分の気持ちを正直に文章にする、という意味では、ブログよりも日記のほうが向いている。
私は最近になって「あまりインターネットにネガティブなことは書かないほうが良いな」と気づいたのだけれども(気づくの遅すぎ)、
生きているとどうしてもネガティブな感情は出てきてしまうものだし、それを自分の中で留めておくのは結構しんどい。
日記なら、ネガティブなことでも書いてしまえるし、人の目も気にしなくてよい。
気をつけること
あんまりこだわらない
頑張って付けるぞ、と意気込むと続かないのでやめたほうがよい。
そういえばつけてるな・・・ぐらいの感覚で続けたほうが、最終的には続くし、見返したときにボリュームが出て面白い。
メリットやQOLの質改善を求めない
そもそもメモのごときにそこまでデカいメリットはない。
というような感じ
以上。