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子供も年長になったわけで、そろそろ覚えようねと己に言い聞かせておくのだが、全然覚えてられない。何って、子供の長期休み中は働けませんよということ。

「子供が家にいても働けるでしょ!」とか思ってると全然働けないのでウケる。ウケない。今年は2人目もいるので、さらに働けなかった。マジでお盆の期間など、実質仕事時間10分程度ではないだろうか。10分より短いかもしれない。自分や家族の体調不良もあり、落ちまくる稼働時間。ギギギ。

 

何が問題かというと、シャキシャキ動けば多分全然働ける(はず)ということ。子供を20時に寝かせて、夜泣き対応をしたりしながら4時ごろには活動を始めればいい。そしたら子供たちが起きる6時前までに、少なくとも1時間ぐらいは作業時間を確保できるはず。でも、全然体が動かない……。

 

ちゃんと働く時間が決まっていれば、割り切って夫やファミサポさんに育児を任せるなどできたのかもしれない。働く時間が決まっていないと、24時間いつでも「仕事できるっちゃできるタイム」になってしまう。だから、結局やらない、てかできない。

これがなあ……。うーん……。

 

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二人目が産まれて以来、育児のタスクが「必要に応じて発生するタスク」ではなくて「常に対応が必要になる可能性があるため、24時間のスタンバイが必要なタスク」に変わってしまった。常駐アプリがぐるぐる稼働している。

私は仕事を「24時間スタンバイ必要タスク」として捉えているので、育児で常駐アプリが二つになってしまうとわりと負荷が高くて疲れる。

さらに問題なのは、優先度がどちらも最上級であること(まあ子供のほうが優先されるでしょ、と割り切れる人もいるかもしれませんが……)。

どっちを優先するべきか分からなくなり、普通にエラーを吐いてしまう。イライラしたり、動きが止まってしまったり。

 

働き方を変えないといけないんだなあ。時間の決まっている仕事をするとか、負荷のかかりづらい仕事をするとか、1日で終わる仕事だけ引き受けるとか。う〜ん。どうしたもんか。

 

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ところでさ、「子供のいない人とか、育児をしたことがない人は、育児をしながら働くことがどれだけ難しいかわかってない」みたいな言葉をよく聞くのだが、なんなら私も、二人目を産むまでは、赤ちゃんがどれくらい手がかかるのかを忘れていた。

 

手がかかるっていうとなんか大人の都合の話になっちゃうけどな。本来赤ちゃんって、抱っこされて「この世っていいとこだなあ」って思うのが仕事なので……。

だから、娘にとっての一番近しい他者である私も、抱っこするのが仕事にならないといけないよなあ。このことすっかり忘れてた。でもほんと、娘には「私って愛されてて、それで当然」って思って生きててほしい。金とかなくても最悪いい、愛されて当然って思えてれば最悪金のことはなんとかなる。だから私もキリキリ金稼ぐとかより、「お前は愛されて当然」って娘と息子の魂に刻まねばならんのよ。

 

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でも9キロぐらいの生き物を四六時中、腰で支えて持ってると、普通に腰痛ということが、ある……。どうしたらいいのでしょう……?

 

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あと、私は腕が短いので、娘を抱っこ紐に入れていると仕事ができなくなるのだけれども、夫(身長180センチぐらい)を見ていると、どうやら普通に視界が広く取れており、パソコンも入力できている。物理的リーチの差で稼働力にも差がつくなんて。

 

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そんなわけで、書籍の仕事について、納期を後ろにずらしてもらったり、新しい仕事が入りそうでも断ったり。みんなに「長い人生そういう時期もあるよ」と言われるし、私も友達に声をかけるならそういう言葉を選ぶんだろうけど……

まあ仕方ないよね……。来年など、息子が小学生になるのだから、もっと大変だよね……。

 

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ああっ、未知への不安。この不安を解消するためにも、どなたか5兆円ほど下さらないかしら? わたくしは理由のない寄付について、いつでも歓迎ですことよ。あと普通にお仕事も受け付けておりますことよ(働き方を変えるという話はどこにいったのか)。