想像上の胃痛薬食って

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朝、起きてすぐにベッドの中でおやつを食べるようにしたら、徐々に早起きができるようになってきた(まだ3日目ではあるけど)。このペースが続くといいんだけどなあ。

 

朝の6時に起きたときと、それより3時間はやい3時に起きたときでは、身体の疲労具合があんまり変わらないことに気づく。

一定時間以上の睡眠時間が取れていて、日々のストレス度合いが同じである場合、「これぐらい寝たい」という欲求は、わりと習慣に依るところが大きいんだな。と思うなどする。

 

具体的にいうと、「昨日は6時まで寝ていてなんとかなったんだから、それでよくない?」みたいな気持ちによって6時まで寝ているというか・・・。

3時に起きられるかどうかというのは、3時に起きるんだ、そうじゃないと私はダメなんだ、と自分が本気(マジ)で思っているかどうか、みたいな・・・。実際3時に起きてもすることないなら、6時まで寝ていたほうがいいわけで・・・。

なんかこう、かれこれ半年続けている腹筋、いまさら腹筋をしない生活には戻れない、みたいな・・・。なんかそういう、意志の力、みたいなものが、早起きには結構重要なような気がする・・・。

 

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早起きについてこんなに語ってどうする。

 

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ブログって、自分の話だけすればいいから、コミュニケーションの方法としてものすごい楽だけど、こんなことばかりしていると、マイドリームが叶えられない気がする。マイドリームというのは、「友達と一緒に部室を作ってずっと喋ったり各自の作業したりしている」ということです。

 

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しかし、早起きして、一通りの朝の準備を終わらせて、本を読んだり勉強したりしていると、ス〜と流れるように寝てしまったりするから、朝のうちに勉強が捗らず、これが次の課題なんだよな。どうしたもんかな〜。この睡眠時間に体が慣れるまでは我慢なのか。

 

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羽田圭介の本を引き続き読む。盗まれた顔、ポルシェ太郎、成功者Kを読んだ。

成功者Kは面白かったな。

今のところ、盗まれた顔だけ全然毛色が違って、盗まれた顔という作品そのものがちくわ大明神のようだった(突然急に知らないやつが現れて何が何だか分からないという意味)。

しかしこの人はすごい、正直者で、なおかつ小説としての不穏さも孕ませられるというか。面白いなあ。いっぱい作品を出しているのもすごいなあ。まだまだ読み続けられるから嬉しいなあ。

 

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三体の人の短編集が出ていたことに気づいておらず、SFの神に神罰を下されてしまう・・・と思いながら購入(SFの神は存在する、八百万だし・・・)。

三体の人の作品は読み出すと体感3秒ぐらいで読み終わってしまうから、本当はあんまり読みたくないんだ。「三体の人の本でまだ読んでいない作品がある」という事実だけで生きていける今日がある。

 

でもまあ今日か明日に読むんでしょうけどね・・・。ヘッヘッヘ・・・。

 

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年末になって、なんだか忙しいような、そうでもないような、フワーッとした日々を過ごしている。本当はもうちょっと気張って勉強とかしないとなあ、と思うんだけど。

 

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私は本を読むことが人並みには好きなんだな、と、最近思えるようになった。

でも、多分人生で、もう、出版社に勤められることはないんだな、とも、同時に思う。

 

それは5年前ぐらいに、ビルの受付のバイトをしながらフリーランスで働いていたときに、「ああこの何者でもない人生が嫌だ」と思って夫と妊活をして、そしたらすぐに妊娠検査薬でガッツリ濃い陽性が出た、というそのときから本当は決まっていたことだ。

就活から逃げた人間に夢を追う資格はない。ましてや現実逃避のために子供を産んで、若さっていう貴重なカードを浪費してしまった人間には。あ〜あって感じ。

 

でも、いま記憶を持った状態で15歳ぐらいに戻れたら、「やった〜若いうちに子供産めるじゃん!」って言って、岐阜まで行ってまだ知り合ってない夫に会って「おい! 子作りするぞ!」って言って、さっさと産むけどね。しょたいじみた生活大好き。

 

というわけで、私は息子が中学校に入るまでは、フルタイムでゴリゴリ働きたいとは、全然、つゆほども思っていない。

一人で留守番をさせても命の危険がないだろうなと思えるようになって、それから息子が反抗期をむかえて、みんなで遊園地行こうよとか旅行行こうよとか言ってもハア? みたいな顔されて、「なんだこいつ、育児ぜんぜんおもしろくねー」と思ったら、そのときになってようやく、残業もガツガツしながら、バンバン働きたいわけ。

 

でもそれって、私が30代後半、というかもうほぼ40代になった頃だ。

でもね、40代で、出版社に勤めたことのない人間を採用してくれる出版社なんて、ない・・・。なさそう・・・。私が出版社の人間なら採用したくない・・・。

 

ああ、20代。もっとゴリゴリに働きたかった。

毎日すてきな服を着て通勤して、すてきな服が台無しになるほどパソコンの前でウーウー言って、タイピングしすぎてジェルネイル2週間で剥がれて、クソがよ〜と思いたかった。

仕事先の人が繰り出してくる微妙〜〜〜なセクハラとも言えない発言にストレスを溜めて、過敏性腸症候群やPMSと戦いながら、22時まで残業をしたかった。

社会への大きな大きな反抗として、これから客先に行くぞってタイミングのランチでラーメンと餃子を食ってみたかった。

友達に「今は某大手企業で働いててさ〜」とか言ってみたかった。

 

でもそういうルートは選ばなかった。選べなかったものに対する憧憬と執着。選ばなかったのではなくて。保留にしたのではなくて。単純に選べなかった、私のスペックでは。ということになっている。公式サイトによると。

 

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まあでもね、本を作る仕事に携わる方法はこの世にいろいろありますから、そこまで気にしてるかっていうとそんなに気にしてないんだけど・・・。

 

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私は「OLとしての生活」に憧れを募らせすぎていて、経験したこともない「嫌なOL生活」をありありと思い浮かべられる、もうそのレベルまできている。

まあ、そんな感じです。悩めるアラサーよ。